So-net無料ブログ作成

ある若者の〈カンボジア〉 シェムリアップ訪問記 6 [シェムリアップ訪問記]

焼けた肌に髪はおだんご。白のTシャツに涼しそうな長い黒のスカート、そしてサンダル。

ここへ来て1年半が経つらしく、すっかり現地人に溶け込んでいる感じだ。



話を聞くと、残念ながら森本さんは日本に帰っていた。腎臓を患っていて50日に1度日本で治療を受けなければならないらしい。



数日前に日本に一時帰国し、あさって帰ってくるという。萩森先生から人生のいい話が聞けると聞いていたので残念だった。



この女性は岩本さんという方で日本で仕事をしていたが、以前IKTTに勤めていた女性が辞めると聞いて、じゃあ私がという感じでこのシェムリアップに来たそうだ。彼女曰く森本さんから出てけと言われるまでいるつもりだそうだ。おそらく森本さんはそんなこと言わないので永住でしょうかね?



なんと言ってもこの女性、人生で絶対に会いたい人が二人いて、森本さんとあとレオナルド・ダヴィンチだったそう。レオナルド・ダヴィンチはおそらく無理そうなので森本さんにどうしても会いたかったそう。



そもそもなぜ森本さんを知ったのか聞かなかったけど、絶対に会いたいと思ったのにはそれ相応の理由があるのだろう。それは岩本さんが森本さんについて、IKTTについて話すときに情熱がめちゃ伝わってくるからわかる。



「IKTTの絹織物は他のように人工的なもので作るようなことはせず、ここにある落ち葉や木、牛のフン、この村で採れる全てをひとつも無駄にすることなく、全てがここで作る絹織物の材料になっています」


「森本さんは、妥協は絶対に許さないんです。村で働いているカンボジア人の女性たちには中途半端なものは作るな。そして心を込めろ、とにかく心を込めろと教えています」


「そして、ここで作る絹織物の柄、色は世界にひとつしかないんです。この絹織物を見て下さい。この色は彼女たちが納得するまで何度も何度も試行錯誤して出した色なんです。森本さんはこの村で働く女性たち自身で柄や色を決めさせます。自分たちで考えることが大事なんです。その代わり中途半端なものや、手を抜いたとわかったら怒ったりもしますよ。それだけ真剣にみんな取り組んでいます」



岩本さんは本当にこの仕事が好きなんだということと、きっと森本さんの人柄や生き方に共感する部分がたくさんあって、ここに来たのだろうと思った。じゃないとなかなか異国の地に飛び出すことなんてできないはずだ。



「私、めちゃ慎重タイプなんです。考えて考えてやっと行動する。なのにこの村に来る時、何も考えずに来ました。人間、本当にやりたいと思ったら、怖いなぁとか、色んなリスクがあるとか考えないんだなと思いました」



カッコ良いです、岩本さん!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0